こんにちは。こんばんは。
BTMです。
先日、bossの新製品RE-202について記事を書きましたが、今回は個人所有機材について、記事を書いていきたいと思います。
第一弾は、今後所有する機材を紹介するに当たって基準となるアンプpositive gridのspark 40というアンプを紹介したいと思います。
参考までに今までのアンプ遍歴を下記に掲載します。
fenderの初心者用アンプ、roland micro cube、vox pathfinder 10、mesa/boogie caliber 50 +、bias amp、bias fx 2等
自宅用アンプは、覚えてる限り上記のアンプを所有していました。
ヘッドアンプについては、
peavey 5150、orange AD140
を所有しており、
今まで弾いてきたアンプが今回のspark 40のレビューの参考になればと思います。
spark 40とは、biasシリーズで有名なpositive grid社から発売されている小型アンプです。
なぜ、ギターアンプと表記しないかというと、ギターアンプの他に、
・ベースアンプ
・アコースティックギター用のアンプ
・autriaのdrumbrute等のリズムマシンやシンセサイザーを繋げることも可
・iphone等をaux端子に繋げてスピーカーとして使用
等、純粋なギターアンプと表記できない多機能なアンプとなっています
各種機能については、下記のとおり
サイズ:350x180x190mm
重量:5.2kg
周波数範囲:20-20,000Hz
キャビネットの構造:バスレフ型
パワーアンプ:40 Watt クラス D アンプリファイア
スピーカー:Two – 4″ Custom Designed Speakers
総インピーダンス:4 ohms
つまみについては、
左側に使用するアンプタイプ
CLEAN、GLASSY、CRUNCH、HI-GAIN、METALに追加して、bass 、acousticがあり
スピーカー自体の帯域が広くなっているのか、シンセサイザーやオーディオスピーカーとしても迫力のある音を出力することができる
アンプ部については、
gain,bass,mid,treble,masterとなっている
masterについては、サウンドの潰れ感やピッキングニュアンスによる歪みの量などをコントロールするためのアンプの飽和感を出すツマミとなっていて、リアルなサウンドを作るためにはmasterが鍵となっている
音量については、masterではなくoutputというツマミでコントロールすることになるが、アパート等では到底耐えきれない音量を出力することができる
エフェクト部については、
mod,delay,reverveとなっており、delayについては、tapボタンを押すことにより、bpmを設定することができ、また長押しすることで、チューナーに切り替えることができる
しかし、このチューナーが非常に使いづらく、BTMはほぼ使ってない
最近のアップデートによりアプリ側でチューナー機能を持たせたらしく今後より一層使わなくなるだろう
ん…アプリ?
それについてはのちほど
コントロール部には、ほかに4つのプリセット保存ボタンがあり、好きな音色を保存することができる
本体の裏側については、Bluetooth接続状況確認のためのLEDや外部の音楽プレイヤーをラインで接続するためのaux端子、PCと接続するためのUSB端子や電源がある
記事の冒頭で紹介した自宅用アンプとの差について、触れていきたいと思います。
・roland micro cubeとの比較
BTMが一時的に単身赴任中に赴任先へアンプとギターを持っていくことが億劫だったため、epiphoneのSGと伴に購入
micro cube自体携帯性はとてもいいが、デジタル臭がすごくクリーンはペラペラしており、メタルなフレーズを弾く分にはまだ我慢できるが、結局エフェクターで色々な味付けをしなければ使い物にならない印象であった
ただ、赴任先という特殊な環境において、アンプを所有するための値段、サイズ感やコスパ等は非常に優れておりこのアンプが無ければ一年間丸々ギターが弾けなかっただろう
このアンプにはとても感謝している
しかし、当時spark 40が発売されていれば間違いなくspark 40を購入していただろう圧倒的にサウンドのリアルさ、語弊があるかもしれないが、micro cubeと比較すればspark 40には真空管が搭載されているのではないかと疑うほどサウンドのリアルさがある
・vox pathfinder 10との違いについて
こちらのアンプは、PC上でギターを鳴らしていた時期に、やはりリアルなアンプでなければピッキングのニュアンス等を養う練習にならないと血迷っていた際に購入
PCでは主にbias ampを使用しているがモニタースピーカーの帯域の関係なのか音量をあげると迫力は感じるが、レンジの狭さ(音の左右感)が気になりpathfinder 10を購入
リアルなアンプだとやはりレンジ(音の左右感)が広くPCでギターを鳴らすよりは、レンジ感感じる
がしかし、spark 40だとその左右のレンジ感がさらにパワーアップされることになる
スピーカーが二発入っており、ステレオ仕様になっているため、reverbを使用した時の左右のレンジ感がまるで部屋の中に自分がいるかのように感じる(実際部屋の中にいるが笑)
言葉での表現が難しいが、他のブロガーの記事でもあったがこのreverbの広がり感は、唯一無二で他のアンプでは聴いたことがなく、サウンドに包み込まれるような感覚がありかなり立体的なサウンドを出力してくれる
このサウンドがspark 40で一番感動した感動した点である
また、ベースアンプやアコースティックギターでも使用できるということで、スピーカーの帯域が他のアンプと異なることもあり、低域の再現性が素晴らしく、左右だけでない上下のレンジも申し分ない
この感覚は真空管アンプにも出せないレンジ感だろう(やはりニュアンス等については真空管には勝てない)
ただ、真空管アンプは大音量でなければいい音が出ないという難点があり、mesa boogie caliber 50 +は、アパートでは音量を上げることができずお蔵入りとなっている
以上の点を踏まえ、spark 40は自宅アンプの決定版といえる
内蔵アンプ30種類以上
ここからは、このアンプの特筆すべきかつ他のアンプとの明確な違いだが、このアンプは、sparkアプリを使用することで大化けする。
iphone等のスマホやタブレット等でダウンロードできるsparkというアプリでサウンドを作り込める
イメージとしては、bias fxでアンプのサウンドをコントロールできるようなイメージだ
(実際にbias fxでサウンドを弄れる機能が欲しかった。この点が唯一残念な点である)
axe-fxやkemper等その他のアンプシミュレーター的にいえばPC内で作り込める機能がスマホ、タブレット上で行える
アプリ内には、30種類以上のアンプやコンパクトエフェクターがあり、それらを活用し自由にサウンドを構築できる
使用できるアンプは下記のとおり
左列がモデルとなったアンプ名
右列spark 40で表記されるアンプ名
- Clean
Roland JC-120 /Silver 120
Fender Twin Reverb /Black Duo
Orange AD30 /AD Clean
Matchless DC30 /MATCH DC
Dumble ODS 50 /HRM ODS 50
Glassy
Fender Bassman /Tweed Bass
Vox AC30 /AC Boost
Teisco Checkmate20 /Checkmate
Two Rock Studio Pro 50 /Two Stone SP50
Chrunch
Fender ’57 Custom Deluxe /American Deluxe
Marshall Super Lead 100 /Plexiglas
Marshall JTM45 /JM45
Fender Deluxe Reverb /Lux Verb
Fender Blues Junior /Blues Boy
High Gain
Bogner Ecstasy 101 /RB101
Orange AD30 /British 30
Mesa Boogie JP-2C /American High Gain
Soldano SLO-100 /SLO 100
Marshall YJM100 Signature /YJM100
Metal
Mesa Boogie Triple Rectifier /Teadplate
EVH 5150 III /Insane
Hughes & Kettner Switch Blade /SwitchAxe
Orange Rockerverb 50 /Rocker V
Friedman BE100 /BE 101
Peavey 6505 /Insane 6508
Acoustic
PG Original Pure Acoustic
Fishman Acoustic /Amp Fishboy
PG Original Jumbo
PG Original Flat Acoustic
Bass
Gallien-Krueger 800RB /RB-800
Sunn 300T /Sunny 3000
Eden WTP600 /W600
Aguilar Tone Hammer 500 /Hammer 500
以外、ジミヘンモデル(要課金)
Marshall JTM45/100 J/.H. 45/100
Marshall Super Lead 100 /J.H. Super 100
Fender 1968 BASSMAN 50 /J.H. Bass Master
Fender DUAL SHOWMAN /J.H. D-Show Master
SUNN 100S /J.H. Sun 100S
SOUND CITY One Hundred /J.H. Tone City 100
BTMの使用方法としては、エフェクターはあまり使用しておらず、エフェクターを使用する際には実機を使っている
Spark 40と実機エフェクターでスタジオと同じ環境を再現している
なお、音作りがめんどくさく感じる人に朗報
世界中の人が作ったサウンドがクラウド上にアップされており、ダウンロードすることによってすぐにプレイ可能
お気に入りのアーティストがクラウド上にあるかも…
アドリブ練習の必需品
logic pro XのDrummer機能にベーシストがくっついてきた感じで
セッション用のビートとベースを自動で鳴らしてくれる
また、テンポやキーを選択でき、コード進行が表示されるめちゃくちゃ便利な機能
なんとspark 40は、spotifyやyoutubeで音楽再生ができ、その楽曲のコード進行が表現される機能付き!
なんと素晴らしい機能だ!!と思って期待して試してみたが、だいたいのコードしんこうはあたっているが、やはり難しいコードとなってくると違うコードが表示されたりする
あくまで参考にぐらい考えたほうがいいんじゃないかな
SpotifyやYouTubeを流して練習できる機能は最高!流れてくる音楽も少し低音が強めでギターの帯域をあけてくれている印象
bluetooth接続で曲を流せるためワイヤレスのシールドがあればソファーの上で曲を選び、音色を選び練習ができるので、練習効率も上がります
また、BTM的練習方法として、
YouTubeで音楽のジャンル+backing trackで検索すると練習用のインスト楽曲が出てくるのでその楽曲でよくアドリブの練習をしている(キーも一緒に検索するとキー指定の楽曲も出てくるよ)
例、raggae backing track や neo soul backing trackなど
これさえあればアドリブ上達間違い無し
また、positive grid社から発売されている純正フットスイッチを使用すればJam中に音色を変更したりできるらしい
フットスイッチについては、所有していないためレビューできず申し訳ない
Spark 40オーナーのほとんどが思っているそとだと思われるが、bias fxで作った音色をSpark 40で使用できるようにして欲しい
たぶんbias amp mini 等と棲み分けているのであろうが
bias fxで音をつくってアンプから音を出したい人はbias amp miniを購入した方がいいだろう
スピーカーケーブルで4×12のキャビに接続できればこれほど最高なことはないだろう
真空管アンプのヘッドを複数所有しているが、毎回練習に持っていくのは正直だるい
Spark 40をキャビネットはな接続して、ヘッドアンプとして使うには要改造と思い、改造方法を調べてたら、簡易的にヘッドアンプ化できそうな方法を見つけたので紹介する
①44 magnum(electro-harmonix社)を使用する方法
エレハモのパワーアンプ44 magnumを使ってヘッドアンプ化している動画があったので、参考に
Spark 40のヘッドフォン端子からミニピン端子で44 magnumに繋ぎ(要変換プラグ)44 magnumからキャビネットの入力に挿すだけ
実際にバンドマンの先輩にペダルプリアンプから44 magnumを使ってキャビ直挿しでヘッドアンプを使用せずいい音を鳴らしていたので実現性が高そうな方法と思う
②スタジオに設置されているヘッドアンプをパワーアンプとして使用する方法
こちらの方法は、①よら簡易的に行うことができる
スピーカーケーブル一本でスタジオやライブハウスにあるアンプのリターンに挿すのみ
ただし、どちらの方法もオーム数の関係などもあるので個人の責任で是非トライして欲しい
そこまでしたいならbossの刀やYAMAHAのTHRを購入しろという話になるが、Youtubeで改造方法見ていると、バッテリー搭載のspark 40改造を行っている猛者もいたのでリンクを貼っとく
※現在、Spark miniが発売されておりバッテリー内蔵なので改造よりこちらを購入した方がいいかも笑
このアンプの特筆すべき点は、自宅用ミニアンプには無いレンジ感と音量が小さくてもいい音がする点にあると思う(真空管アンプは音量をあげないといい音が出ない)
自宅用トランジスタと真空管アンプの狭間の隙間産業を狙ったようなアンプで自宅練習用アンプの決定版だと思う
オーディオとしても迫力のある音を聴かせてくれるし、セッション仲間にもなってくれるこのアンプを是非手に取ってもらいたい
ヤーマン
※画像については、各社公式ホームページより転載
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